業務用エアコンの取付では必ずアースを取る

業務用エアコンの本体には電源コンセントのケーブルと合わせてアース線と呼ばれているケーブルがあり、安心安全な運用のために重要な役割を担っています。万が一、雷などに起因する過電流がエアコンへの流入した場合、内部の電子部品にダメージを与えてしまうことがありますが、アース線があれば過電流が外部へと放出されるので電子部品へのダメージを最小限にすることが可能です。アース線を接続しなくても業務用エアコンを動作させることは可能ですが、もしもの時に備えたセーフティーネットとして、しっかりと準備をしておきたいところです。特に業務用エアコンを稼働させたいシーンは高温など過酷な環境を改善する目的であることが多く、お客さんや従業員が集まっている時に停止することがあれば大きな痛手となります。

そのような事態を回避するためにも、アース線の設置は重要です。業務用のサービスコンセントには電源の他にもアース線を接続するためのソケットが用意されていることがあり、この場合の取付は簡単です。一方、それらのソケットが無い場合には、新規に増設をすることが必要になります。それらの増設には電気工事士の資格が必要になることから、個人で行うのは困難です。

そこでおすすめなのが、業務用エアコンを取り扱っている専門業者に取付を依頼する方法です。もちろん電気工事士の資格を取得しているスタッフが在籍しており、プロのテクニックと知識で最適な方法で本体の取付とアースの接続を行ってくれます。